世界の散歩みち Historia Mundi
2014年3月29日土曜日
マインツ大聖堂
マインツ大聖堂です。重厚なたたずまいは
いかにも典型的な「ドイツのロマネスク」という感じです。
いままで見てきたケルンなどの教会とは違い、壁で天井の重さを支えるロマネスク様式なので、
ステンドグラスの窓は小さく、中はかなり暗い感じです。
以前のケルンと比較してみてください。
早速お散歩を始めましょう!
ロマネスク様式がもともと重厚なのに加え、規模が大きいので、
街中での存在感はかなりのものです。
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2014年3月28日金曜日
マインツって何の町?
さて、ドイツのマインツです。マインツって何の町?というと
一つは今後散策するマインツ大聖堂なのですが、
もう一つはこの人。
グーテンベルク氏です。この人物はヨーロッパで初めて活字で印刷をした、
活版印刷の発明者としてどの教科書にも太字で書かれている人物です。
とはいえ、活字も現在ではほとんど使われなくなってきちゃいましたね・・・
でも、この技術が聖書の大量印刷をもたらし、宗教改革の流れを加速したので、
歴史にはなくてはならない技術でした。
「グーテンベルク博物館」に入ってみましょう。
当時の印刷機などが展示されていました。
早速お散歩を始めましょう!
グーテンベルクの銅像があるところはその名も「グーテンベルク広場」
マインツの生んだ有名人ですね。
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ローレライ
ケルンを早朝に発ち、マインツを経由してフランスのストラスブールに向かいます。
電車はライン川を左手に見ながら南下していくのですが、ライン川の上り下りの
船の難所と言えばこの「ローレライ」。画像ブレブレですみません。
「LORELEI]とこの岩山の下の白い看板には書かれてあるのですよ。
ここでライン川が細くなっている上に水面下に多くの岩が潜んでいるために、
難破する船が多く、「ローレライ付近で船がよく難破する」ことから「岩山にたたずむ美しい少女が船頭を誘惑し、船が吸い込まれるように川の渦に飲み込まれる」というローレライ伝説が生まれました。
さて、ローレライを経由してついたところはマインツの駅。しばらくマインツの街を観光します。
早速お散歩を始めましょう!
ライン川がカーブしているところに岩山が突きだしていて、
なるほど、難所という気がします。
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2014年3月27日木曜日
ケルンのオペラ劇場
さて、アーヘンからケルンに戻ってケルンのオペラハウスに行き、チケットを
とってみると…取れました。
本日のプログラムはトゥーランドット。指揮は準・メルクルでした。
幕間に一枚。準・メルクルの明快な指揮に、場面を近現代中国にアレンジ。
たっぷり情感豊かなトゥーランドットというイメージをがらっと変え、
クールで狂気をたたえたトゥーランドットになっていました。
緞帳も文化大革命期の中国って感じですよね。
早速お散歩を始めましょう!
中に入った感じはちょうど上野の東京文化会館
に似ています。
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アーヘン大聖堂内部
アーヘン大聖堂の内部には特徴的なこの8角形の集中式礼拝堂と
後の時代に増築されたこのゴシック聖堂が組み合わされた建物です。
モザイクとステンドグラス、いずれ劣らぬ美しさで、多面的な魅力を見せてくれます。
早速お散歩を始めましょう!
中央の丸いところが8角形の礼拝堂、右に突き出た部分が
ゴシック聖堂です。
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2014年3月26日水曜日
世界遺産、アーヘン大聖堂
さて、世界遺産のアーヘン大聖堂です。夕暮れが近づき、ちょっと暗めですが
左からゴシック聖堂、集中式礼拝堂、尖塔と3つの様式が混在しているのが特徴です。
こちらは広場にあったアーヘン大聖堂の模型。
とんがり屋根とポッコリ屋根、そして平らな屋根、と連続していますよね。
そして広場の向かいにはアーヘンの市庁舎。
重厚で、いかにもドイツの地方都市という感じの市庁舎です。
早速お散歩を始めましょう!
やはり様式が多様で、ケルン大聖堂のような
きれいな十字形とはちがいますね。
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2014年3月25日火曜日
アーヘンへ!
ホテルにチェックインして、行動開始です!
日のあるうちにアーヘンに行こうと思ったので、ケルン中央駅からアーヘンへ。
アーヘン中央駅です。中世、ここアーヘンはカール大帝時代のフランク王国の都として
発展していました。アーヘン駅はこじんまり。中世の方が都会だったかも。
アーヘン大聖堂に行く前に街を散策。マジパン細工のショーウィンドー
これはアーヘンのオペラ劇場。ヨーロッパの町にいくとかなりの町にオペラ劇場や
コンサートホールがあります。いいなあ。文化だなあ。また、このような町の
オーケストラってCDを出すようなメジャーオケでなくても、
手堅くうまいんですよね。この辺が文化だなあ。
早速お散歩を始めましょう!
下にスクロールするとアーヘンの駅が見えます。
これはオペラ劇場。町の中心に文化の中心が。いいなあ。
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2014年3月24日月曜日
メルキュール・ホテル・ゼヴェーリンスホフ・ケルン に宿泊
さて、今回の旅のホテルは世界最大のホテルチェーンのひとつ、
アコーホテルズグループのサイト
からとってみました。
このホテルグループのいいところは、アコーホテル傘下にはさまざまなグレードの
低←「フォーミュラ1」「エタップ」「イビス」「メルキュール」「ノボテル」「ソフィテル」→高
というホテルがあり、一つの街を検索すると、アコーホテル傘下の数種類の
グレードのホテルが同時に出てきて比較できるところです。
また、すごく質が高いというわけではないけど、安いホテルから高いホテルまで、
それなりに清潔で快適なので、まあやすいけどアコーならいいかと思わせます。
ケルンでとったホテルはこのアコーホテルのなかでもいい目の、「メルキュール」です。
清潔で快適です。値段も安めになっているので、海外旅行の際には
とりあえずアコーのサイトは覗いておく感じです。全体的に街の中央からは
離れ気味なので、そこは我慢ということで。
早速お散歩を始めましょう!
この中庭のある建物がホテルです。
地図モードに切り替えて場所を確認してみてください。
近郊電車の駅のすぐそばです。
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ヴァルラーフ・リヒャルツ美術館
ケルン観光を続けます。
ヴァルラーフ・リヒャルツ美術館に行ってみました。
この美術館は点数は多くないのですが、
中世からバロック、近代美術までコンパクトにまとまっています。
各時代の様式がわかるから、美術史の流れを知るには大きな美術館よりもいいかも。
これは「ホントホルスト」というオランダの人の絵。キリストの誕生を描いています。
レンブラントよりも強烈な光の使い方をする画家で、好きな画家のひとりです。
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大聖堂からはちょっと離れるので、
地図を確認してから行くといいかも。
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ローマ・ゲルマン博物館
ケルン大聖堂の脇にローマ・ゲルマン博物館があります。
このケルンはローマ帝国の属州、アグリッピネンシスの州都として栄えていました。
ケルンをつらぬいて流れるライン川がローマ帝国の防衛ラインでもありますので、
このケルンはローマの防衛拠点でもあるのです。
ローマ時代のケルンの想像図や、
兵士が使っていたであろうサイコロなどに興味を持ちました。
サイコロは1800年前でもやはり6面体なんですね。
写真OKだったから、もっと撮ってくればよかった・・・興味深いモザイクや
彫刻、ローマの人々の暮らしがわかる資料が満載です。
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スクロールすると、すぐ近くにケルン大聖堂があるのがわかります。
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2014年3月23日日曜日
まだまだケルン大聖堂
まだまだケルン大聖堂です。
しょうがないですね。なんせすごい建物ですもん。
今回は内陣(入り口から見て奥の方)を外側から見てみました。
このように外側からたくさんの「つっかえ棒」をして建物が崩れないようにしているのが
ゴシック様式の特徴です。このおかげで、内側に柱のない、明るい空間を実現しています。
これがその内側を見たところ。外側のごちゃごちゃさとはうってかわって、
すっきりとした光あふれる空間になっています。
早速お散歩を始めましょう!
この右側が「内陣」の方です。
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ケルン大聖堂内部
さて、ケルン大聖堂の内部に入ると、
ゴシック様式ならではの垂直の柱が林立する明るい空間です。
なんと建設には600年の歳月がかかり、完成したのは近代に入ってからですので、
ステンドグラスもいろいろなものがはまっています。
この様式と
この様式もちがいますよね。
天井の高さは45メートル。それをこの細い柱で支えているのがゴシック様式の特徴です。
奥にはケルン大聖堂の誇る聖遺物で、巨大な金細工の「東方三博士の棺」があります。
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今回も同じケルン大聖堂です。
建物内部の柱は細いですが、周囲の柱で
天井が落ちないように支えるのがゴシック様式の特徴です。
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2014年3月21日金曜日
ケルン大聖堂を外観から
ケルン大聖堂…ええと…
ここまで苦労するとは。何の話かと言えば、あまりにも巨大で、
写真に収めきれません。どんな角度からでも不可能でした。
この2本の尖塔は高さ157m!それをコンパクトデジカメで、というのは
無理な話ですよね。
ライン川を半ばまでわたってようやく全貌を写真に納めることができました。
早速お散歩を始めましょう!
2本の巨大な尖塔が見えます。
きれいな十字架の形ですね。
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ケルン中央駅に到着!
さて、ボンを後にして、IC特急がケルンに近づくと、見えてきました
特徴的な2つの尖塔が。あこがれのケルン大聖堂です。
ケルン中央駅はドイツ西部の交通の要衝で、ここからオランダ、ベルギー方面への
特急「タリス」も出ていて、いろいろな方向に足を伸ばせます。
鉄筋が連続する屋根の造形美もいいですね。
さて、駅を降りて外に出ようとしたら、もう見えてきました・・・あれは
ケルン大聖堂!
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ケルン中央駅と、下にケルン大聖堂が見えますね。
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2014年3月18日火曜日
楽聖の家
さて、ボンで途中下車したのは、これがあるからです。
これは落書き?でも、その近くに
この「ベートーヴェンの家」があります。
中にはベートーヴェンが使っていたピアノ、手書きの譜面、
補聴器などがあります。補聴器は今では考えられないほど巨大な
「らっぱ」状のものを耳に突っ込む感じです。博物館仕立てで写真は撮れないので、
中庭で勘弁してください。
早速お散歩を始めましょう!
ちゃんと「ベートーヴェンの生家」って書いていますね。
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ボンの街を散策
ボンの街を散策してみることにしましょう。
ボンの駅から北に向かうと2つの特徴的な広場が。
まずは教会のそばにあるミュンスター広場。
この広場に立っているのがボン出身のかの楽聖、ベートーヴェンです。
そしてもう一つの広場が市庁舎に面したマルクト広場。
これがボンの市庁舎です。
そしてマルクト広場は「マーケット」という意味なので、市場があります。
・・・こういうのもあるんですね。100円ショップならぬ1ユーロショップです。
早速お散歩を始めましょう!
これがベートーヴェンの銅像です!真上から見るとよくわからないけど・・・
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ボンに途中下車
フランクフルトからケルンに向かっていましたが、
途中、ボンの駅に着いたとき、ムラムラと途中下車欲が。
ボンと言えば、小学校の頃習った(そういう年代です)「西ドイツ」の首都だし、
なによりもベートーヴェンゆかりの地ということもあって、降りてみました。
こういう時に相談なしに行動できる、一人旅バンザイ!
ボンの駅です。規模は大きくなく、「これが一時期は首都の駅なのか!?」という感じがしました。
そしてボンの大聖堂。なんというか、「のっぽな感じ」です。
どっしりとした教会を今まで見てきたので、縦横比がなんか違う感じ。
と、いうのもこの中央の尖塔が高く、なんというか「鉛筆みたい」でした。
個性的ではありますね。この教会の様式はロマネスク式。ライン川の町々には
このようなロマネスク様式の教会がたくさん建っています。
早速お散歩を始めましょう!
特徴的な尖塔が見えますね。
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2014年3月5日水曜日
ケルン行きのIC二等車に乗ります。
一人旅の魅力は強行軍ができること。
実はフランクフルトには夜着なのですが、
到着したその日のうちに、シュテーデル美術館にも行きました。
(美術館や博物館の中には、午後9時頃まで開館している曜日があり、
うまく使えば旅の時間を有効に使えます)
さて、その翌早朝、フランクフルト中央駅からケルン行きのIC特急に乗ります。
一応前日に切符をとったのですが、駅員さんのサービスの良さ
「席は予約しますか」とか、「○○番ホームに午前○○時○○分から停まってます」
とかいう話の細やかさとか、言わなくても乗る電車の時刻表をプリントアウトしてくれたりと、
「さすがはドイツ」と思わせる生真面目さがあります。
暗いですが、席はこんな感じ。2等で十分快適です。1等ってどんだけいい席だ・・・?
フランクフルトから離れると、フランクフルト空港からの美しい飛行機雲。
過密空港なのもわかりますね。
フランクフルト中央駅を空中から。
やたら近代的な駅なのがわかりますね。
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