2013年9月4日水曜日

ストラスブールの街角で




世界遺産の、フランスのストラスブールの街角です。

この町は映画「ハウルの動く城」のモデルになった町でも知られています。
ハーフ・ティンバー(家の骨組みを壁の外に出す)の家並みが美しく、
ひょっこり窓からハウルが入ってきそうですね。

しかし、この町はフランスとドイツの国境に位置しているため、
一筋縄ではいかない歴史をたどっています。


ドイツ領…中世(神聖ローマ帝国)
フランス領…三十年戦争後
ドイツ領…プロイセン=フランス戦争後
フランス領…第一次大戦後
ドイツ領…ヒトラーの侵攻
フランス領…第二次大戦後

…というように、ドイツ・フランスの激しい奪い合いにさらされています。
親はドイツ人として従軍し、子はフランス軍として従軍することもあったようです。

そういえば、ハウルの動く城にも戦争の描写がありましたね。
ただ、戦争にさらされても美しい街は残り、今はフランス・ドイツの国境ということで
EUの議会が置かれています。

←ハウル発見!(わかるかな?)

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